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* 陶磁器について

実に曖昧な言葉の1つに『陶磁器』がある。
一般に陶器から磁器への移り変わりが連続的ではっきりしないため、陶磁器と呼ばれるようになったと思われるが、吸水性、透明(光)性、焼成火度、強度などによってある程度両者に大別される。、土器、陶器、せっ器(粗陶器)、磁器の4種に細分される場合もある。オールドノリタケは言うまでもなく磁器であるが、中にはせっ器のように磁器と陶器双方の性質を合わせもつものもある。

それぞれの特徴は

・土器 ・・・ 吸水性あり、   焼成火度が低い、 強度は大変弱い、不透明
・陶器 ・・・ 吸水性あり、   焼成火度が低い、 強度は弱い、    不透明
・せっ器 ・・・ 吸水性ほぼなし、焼成火度が高い、 強度はやや強い、不透明
・磁器 ・・・ 吸水性なし、   焼成火度が高い、 強度強い、     透明(光)性あり

となる。



    




     

 






   

   

















   

   






   







     






   








    





〔 Yataka Collection 〕